第1回 特別養護老人ホーム つきみの園様 | 介護求人ならやさしい手の【YSウェブ】

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施設様インタビュー
  



   市内で2番目に開設した特別養護老人ホーム
 特別養護老人ホーム「つきみの園」は2000年4月、市内で2軒目の特養として開設しました。緑豊かな小金井の住宅街にしっくりと溶け込む温かみのある建物は、地域の皆様の社交場になっています。この建物の2〜3階が「つきみの園」で、特養90床、ショートステイ10床の入所定員で運営しています。
同じ建物の1階には、地域向けサービスとして通所介護施設、認知症対応型通所介護施設、居宅介護支援事業所、地域包括支援センターがあります。こうした事業を通して地域にどう貢献していけるかは、開設以来、我々にとって重要なテーマとなっています。

「施設入口左には、地域に開放された公園があります。」

   大切なご家族とのコミュニケーション
 「つきみの園」では、市内在住であることを入所条件としていますので、ご家族にお目にかかる機会が多くあります。小金井市は、全国的に見ても教育水準の高い地域として知られていることもあり、面会に来られるご家族の多くはしっかりとした意見を持ち、きちんと意思表示をされます。施設のマニュアルに添った画一的なサービスで満足されるのではなく、「食事はこうしてほしい」、「着替えはこうしてほしい」というふうに、ご家族がされるのと同様のケアを希望されるケースも多々あります。
 もちろん、すべてを受け入れることは難しいのですが、できる限りお応えしたいと思っています。ご本人やご家族とのコミュニケーションの中でご要望を察知し、対応できるような柔軟さをもつことは、「つきみの園」のスタッフにとってはとても重要です。

「石づくりのお洒落な正面玄関」

   介護技術よりも人柄を重視
 「つきみの園」の経営母体である社会福祉法人東京聖労院は、1926年(大正1年)に、生活困窮者を支援する団体として発足しました。昔から「四恩報謝(しおんほうしゃ)」を理念とし、それを実現するための「聖労(せいろう)」を重んじています。四恩報謝というのは、「天地」、「国」、「父母」、「衆生」によって生かされていることに感謝する共生の考え方。聖労には、「報いを求めない労働」、「人が労働によって成長していく」という二つの意味があります。
 こんな「つきみの園」の求める人材。一言で表現するのは難しいのですが、基本的に介護技術よりも人柄重視であることは確かです。特に必要なのは、先にも触れたコミュニケーション能力。短期間にほかのスタッフと仲良くなって職場に溶け込めれば、ご利用者様に関する情報交換がスムーズに行え、チームケアが機能しやすくなります。
 何かを覚えようとする意欲や努力も大切です。たとえば、ご利用者様の顔と名前を早く一致させ、お名前で呼びかけることができると、両者の距離はぐっと縮まります。
もう1つ、とても大切な能力として文章力があります。ご利用者様の特変事項をほかのスタッフに伝える記録をはじめ、業務の中には書類を書く作業がたくさんあります。短い時間で正確に伝える文章を書くことが求められるのです。

「趣味活動でご利用者が活けられたお花がエレベーターのわきに飾られています。」
「ご利用者・ご家族の談話コーナーとして活用しています。」

   担当業務は最初は1つ。徐々に幅を広げていく
 コミュニケーション能力があり、努力のできる人というのは、必ず伸びます。 たとえ入職したときに介護技術がまだまだでも、周りのスタッフに聞いたり、自分で工夫したりしながらどんどん力をつけていきます。 そういう意味では、介護ヘルパーはその人の生き方、考え方が如実に表れる職業だと思います。
 派遣スタッフの方々には、ぜひ、介護職に対する固定観念をもたずに、「つきみの園」のやり方を身につけようという姿勢で来ていただきたいと思います。 最初は1つの仕事を担当し、慣れたら次というように、徐々に仕事の幅を広げていくシステムですから、焦らず、覚えたことをひとつひとつ、チームケアの中で発揮していってほしいものです。 大切なのはOJT(On the Job Training)。仕事を通して伸びていける人材をお待ちしています。

「午前の食堂の風景。お茶を待ちながらご利用者同士の会話が弾みます。」
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