プライバシー保護

介護は、利用者のプライバシーにかかわる仕事です。
援助での過程で利用者の生活暦や疾病、家族関係などの基本的な情報はもちろんのこと、利用者とのかかわりのなかで打ち明けられるさまざまな訴えに触れることがあります。

ここでは、
1.プライバシーの尊重と礼儀
2.個人情報の保護
について理解してください。

プライバシーの尊重と礼儀

1.不必要な関心と介入の禁止
勝手に個人のものを見てまわることはしてはいけません。必要なときは利用者・家族に理由を話し、了解をとってからにしましょう。
2.嘘や悪口・愚痴話の禁止
利用者と2人きりだからといって、他者の悪口や愚痴話をするのはいけません。 また、嘘をつくような不誠実な態度はプロとして許されません。職員同士でも同様です。
3.専門職としての話題提供
信頼関係を築くのは親近感が沸くような身の上話などではありません。 プライバシーに関することはできるだけ避け、専門職としての情報提供を話せるようにしていきましょう。
4.私的感情による個人的な訪問は避ける
所属機関に報告せず、勝手に訪問するなどはやめましょう。 入院された利用者のお見舞いなども一言上司にことわりをいれてするのが良いでしょう。

秘密保持

業務上知り得た利用者の秘密を他に漏らしてはいけません。また、利用者が知られたくないと思っていることもあるため、執拗に聞きだしたりしないようにしましょう。
誰が聞いているか分からないような場所での会話は特に気をつけましょう。

個人情報

1.記録書の取り扱い
記録書には利用者や家族のプライバシーの個人情報が記載されています。 プライバシーの保護の意味からも、記録書の取り扱いを慎重に行いましょう。
2.記録類の取り扱いはその当事者だけでなく、所属する機関、施設がしっかりと責任を持つことが大切です。
3.利用者の元に書類等置忘れをしないようにしましょう。
4.記録書類は所定の場所に施錠をして保管します。もし記録の途中であっても机の上においたままにしないこと。
5.業務上知り得た情報は他言を避け、記録書も仕事以外のところでは使用しない。
事例検討で使用する場合は個人が特定できるような項目をふせます。
6.介護上問題にならないことや不要なプライバシーは記録に書かないようにしましょう。

ガイドラインには
「個人情報」とは、個人に関する情報であって、情報に含まれる氏名、生年月日、そのほかにより特定の個人を識別することができるものをいう。 「個人に関する情報」は、氏名、性別、生年月日等の個人を識別する情報に限らず、個人の身体、財産、職種、肩書き等の属性に関して、事実、判断、評価を表すすべての情報のことをいいます。情報や、映像、音声による情報も含まれている。

介護求人ならYSウェブ

介護の教室目次

介護求人ならYSウェブ